4月11日(日)泉大津市・テクスピア大阪において『DEEP☆KICK 52』が開催された。
(写真・花井康成)
メインイベント 拳剛 vs 麻太郎
DEEP☆KICK-55kg挑戦者決定トーナメントの激戦を制し勝ち上がってきた麻太郎(NJKF健心塾)が王者・拳剛(誠剛館)に挑む。拳剛は2月「RISE ELDORADO 2021」にて江幡塁(伊原道場)と対戦するもKO負け、今回が復帰戦となり「ベルトは渡さない」と気合十分。先に出場している弟子で甥の長谷川兄弟と共に初防衛を狙う。
対する挑戦者の麻太郎も激戦を勝ち抜いてきた猛者で、まだ10代というフレッシュマン。「今までの練習を信じてベルトを奪いとる」と意気込んでいる。
互いに-55kgでは長身の選手で並んだだけで迫力満点。1R、共にリーチを生かした蹴りで距離を取っていると麻太郎にローブローが入るアクシデント。1分のインターバルが入り再開すると、早速均衡が崩れる。拳剛はパンチで麻太郎を詰めるとカウンター気味の右ストレートで強烈なダウンを奪う。
麻太郎は起き上がろうとするもダメージは深刻、レフェリーが試合続行不可能と判断し、-55kgタイトルマッチは衝撃の1R1分23秒、拳剛の強烈なTKO勝利で初防衛成功となった。
試合後、拳剛は「僕をここまで育ててくれたDEEP☆KICKのベルト、まだまだ誰にも渡しません。誰でもかかってこいって感じです、僕はこのベルトを守り続けます!」と今後もDEEP☆KICKのベルトを守り続ける意思を宣言した。
この先、今回の麻太郎を含め更なる刺客が送り込まれるだろう。その強敵たちをどのように拳剛が捌いていくのか、まだまだ楽しみは続きそうだ。
▼メインイベント
DEEP☆KICK-55kgタイトルマッチ 3分3R
◎拳剛(誠剛館)
×麻太郎(NJKF健心塾)
TKO 1R1分23秒 レフェリーストップ
※拳剛が初防衛に成功
セミファイナル 佐藤亮 vs 岩郷泰成
DEEP☆KICK-60kg王座決定トーナメント第2試合、先の『DEEP☆KICK 51』で1足先に駒を進めた大樹(HAWK GYM)と戦う椅子を奪い合うこの試合、同階級2位の佐藤亮(NJKF健心塾)と4位の岩郷泰成(HIGHSPEEDGYM)が激突した。佐藤は蹴り技が得意な試合巧者でプロ戦績も豊富、対する岩郷は破壊力抜群のパンチとアグレッシブな攻めが魅力。
相対する2人の王座への切符を懸けた1戦、1R、岩郷は強力な前蹴りとパンチで攻めていく。対する佐藤は落ち着いてロー・ミドルを返していき1Rは互角の勝負。
均衡が崩れたのは2R、互いに様子を伺ってる中、岩郷がパンチで前に繰り出していきダウンを奪い2R終了時点での途中経過を0-3で岩郷が奪う。
3R、佐藤は必至の猛攻に繰り出し岩郷を攻めるがあと1歩及ばなかった。0-3の判定勝利で岩郷が王座決定トーナメント決勝に進出した。
試合後、岩郷は「ただ強いやつが勝つのは当たり前で面白くない、今回のトーナメントで僕は1番弱いと思ってます。そんな奴が勝つから面白い、王者になったらもっと面白いでしょ。だから次も僕が勝ちます」とコメント。
先に決勝へと進んだ大樹もリングに上がり「ガンガン打ち合って面白い試合にしましょう」とコメントし、互いに次戦への意気込みは十分。来たる7月4日『DEEP☆KICK 53&54』にて行われる-60kg王座決定トーナメント決勝、打ち合いを好む選手同士の熱い戦いの火蓋が早くも切られた。
▼セミファイナル
DEEP☆KICK-60kg王座決定トーナメント準決勝 3分3R 延長1R
×佐藤亮(NJKF健心塾)
○岩郷泰成(HIGHSPEEDGYM)
判定0-3(28-30、28-29、27-30)
※岩郷泰成が-60kg王座決定トーナメン決勝に進出
第6試合 力哉 vs フジモン♡
DEEP☆KICK-55kgランキング戦として、パンチ・蹴り共に威力のある5位の力哉(BKジム)と入場で笑いを取るDEEP☆KICKのお調子者キャラで6位のフジモン♡(京都亀岡キックボクシングジム)が対戦した。
1R、共にパンチ・蹴りを繰り出しチャンスを伺っていく。2R、フジモン♡は廻し蹴り・バックブローなどトリッキーな攻撃で力哉を攻めていくが、力哉のパンチがフジモン♡をヒットしていく場面が多くなっていき2R終了時の途中判定では3-0で力哉がリード。
3R、フジモン♡はセコンドの「楽しめ!」の言葉通り様々な技を繰り出すが力哉は動じず、確実にパンチをヒットさせていき結果3-0で判定勝利を収めた。
前回、-55kg挑戦者決定トーナメントでは翔磨(多田ジ厶)に敗れてしまったが、今回の勝利をきっかけに再び王座への道を切り開くことが出来るか?!
▼第6試合 DEEP☆KICK-55kg契約 3分3R
○力哉(BKジム)
×フジモン♡(京都亀岡キックボクシングジム)
判定3-0(30-28、30-28、30-28)
第5試合 龍威地 vs CHERRYBOY和也
DEEP☆KICK-70kg王者の籔中謙佑 (KUMA GYM)への挑戦権をかけた挑戦者決定トーナメント第1試合、同階級3位の龍威地(NJKF ARENA)とRKSウェルター級1位のCHERRYBOY和也(BKジム)が競い合う。
1R、威力のあるパンチで攻めに出るCHERRYBOY、対する龍威地は落ち着いてガードし蹴りを返していく。目立った動きはないまま2R、互いにギアを上げていくとパンチで打ち合う最中、龍威地が強烈な左フックをヒットさせダウンを奪う、CHERRYBOYも起き上がるが10カウント内に続行の意思を見せれず、龍威地のKO勝ちとなった。
これで挑戦者決定トーナメントの1人目が龍威地に決定し、もう1人は7月4日『DEEP☆KICK 53&54』にて決まる。この激闘のトーナメントを制し、王者・藪中への挑戦権を獲得するのは誰だ?!
▼第5試合 DEEP☆KICK-70kg挑戦者決定トーナメント準決勝 3分3R 延長1R
◎龍威地(NJKF ARENA)
×CHERRYBOY和也(BKジム)
KO 2R2分6秒
※龍威地が-70kg挑戦者決定トーナメント決勝に進出
第4試合 KING龍蔵 vs 長谷川英翔
同い年対決となったこの試合、1R開始直後から長谷川英翔(誠剛館)が猛攻を見せ早くも流れを掴むかと思われた時、KING龍蔵(ロイヤルキングス)のバックハンドブローが長谷川にクリーンヒット、攻めから一転まさかのダウンを奪われる展開となる。その後再びパンチで攻め入ろうとするも今度はストレートでKING龍蔵が2度目のダウンを奪取。2Rも攻めにでる長谷川だがKING龍蔵の固いガードを打ち崩せないまま終わってしまう。
3R、後がない長谷川は手数を増やしていくが、KING龍蔵のガードは崩せない。KING龍蔵はガードからの攻めを確実にヒットさせていき結果、3-0の判定勝ちを収め今大会のベストバウトとも呼べる激しい戦いに会場からは大きな拍手が両者に送られた。共にまだ10代、まだまだ将来の伸びしろが期待されるホープなだけに今後も期待だ。
▼第4試合 DEEP☆KICK-55kg契約 3分3R
○KING龍蔵(ロイヤルキングス)
×長谷川英翔(誠剛館)
判定3-0(30-26、30-25、30-26)
第3試合 花田麻衣 vs AYA
今大会の花、女性の美しくも激しい試合が幕を開けた。1R、共にパンチからの蹴りなどコンビネーションを多彩に使う攻防を繰り広げていくと2R、AYA(BRA-FREY)がパンチで前に出ていき花田麻衣(GROUND CORE)を苦しめる。2R終了時点での途中経過は0-2でAYAが優勢。
3R、花田は得意の乱打戦に持ち込んでいきAYAも応戦、試合終了まで打ち合いは続いた。結果、女性のプライドをかけた殴り合いは0-1のドローで決着となった。
▼第3試合 ミネルヴァ-48.5kg契約 2分3R
△花田麻衣(GROUND CORE)
△AYA(BRA-FREY)
判定0-1(29-29、29-30、29-29)
第2試合 長谷川海翔 vs 吉田亮汰朗
互いにデビュー戦同士、アマチュア時代から数々の実績を積んできた長谷川海翔(誠剛館)とボクシングをバックボーンに強力なパンチが武器の吉田亮汰朗(BKジム)のこの試合。1Rから長谷川はプレッシャーをかけて攻めていきパンチで1個目のダウンを奪う。2R、吉田も負けじと前に出ていくが長谷川を捕まえれず逆にヒットを貰ってしまう。
3R、更にギアを上げた長谷川は早いパンチの連打でダウンを2回奪うと、勢いそのままに3度目のダウンも奪取。レフェリーが試合を止めて見事、長谷川がTKO勝利デビューを飾った。
▼第2試合 DEEP☆KICK-53kg契約 3分3R
◎長谷川海翔(誠剛館)
×吉田亮汰朗(BKジム)
TKO 3R2分57秒 レフェリーストップ
第1試合 嶋秀太 vs 鈴木力登
NJKF所属選手同士の対決。1R、嶋秀太(NJKF田頭道場)はパンチを中心に攻め入る。鈴木力登(NJKF京都野口ジム)は蹴りを返していくが手数は嶋が優勢。2Rでも展開は変わらず、徐々に嶋がヒットさせるシーンが増えていく。そして3R、嶋の右ストレートが鈴木にクリーンヒット、ダウンを奪い、そのまま判定3-0で嶋が勝利した。
▼第1試合 DEEP☆KICK-55kg契約 3分3R
○嶋秀太(NJKF田頭道場)
×鈴木力登(NJKF京都野口ジム)
判定3-0(30-27、30-26、30-27)
〈オープニングイベント〉
NEXT☆LEVEL提供試合
オープニングファイト第2試合 上窪聖 vs 藤尾陸人
アマチュア同士とは思えないハイレベルな攻防となったこの試合。上窪聖(昇龍會)、藤尾陸人(ロイヤルキングス)共にパンチから蹴り、蹴りからパンチと基本のコンビネーションを高いレベルで繰り出していく。2R、打ち合いの最中、藤尾がダウンを奪い主導権を握ると試合終了までそれを渡さず0-3の判定で藤尾が判定勝利を抑えた。
▼OP第2試合 -35kg契約 1分3R
×上窪聖(昇龍會)
○藤尾陸人(ロイヤルキングス)
判定0-3(26-30、28-29、27-30)
オープニングファイト第1試合 松岡空海樹 vs 鶴山将汰
1Rから松岡空海樹(月心会チーム侍)は打ち合いにいくが、鶴山将汰(ロイヤルキングス)が上手く組み伏せる。2R、松岡も反撃に出るが鶴山を崩し切れない。結果0-3で鶴山が判定勝利という結果となった。
▼OP第1試合 -35kg契約 1分3R
×松岡空海樹(月心会チーム侍)
○鶴山将汰(ロイヤルキングス)
判定0-3(29-30、28-29、29-30)
◎DEEP☆KICK 51
2021年4月11日(日)
泉大津市・テクスピア大阪
OPEN 11:30 / START 12:00
◎DEEP☆KICK 52
同日開催
OPEN 16:00 / START 16:30
〈会場アクセス〉
〒595-0025
大阪府泉大津市旭町22−45
電話: 0725-31-4402
〈チケット〉
VIP席 ¥15,000 S席 ¥8,000 A席 ¥6,000
※当日券は¥1,000UP
※一部、二部チケット別料金(全席入替制)
〈チケット販売〉
DEEP☆KICK実行委員会(TEL 06-6754-8588)
または出場選手および所属ジム
〈問い合わせ〉
DEEP☆KICK実行委員会(TEL 06-6754-8588)
https://www.deep-kick.com
0コメント