DEEP☆KICK 11
~北山高与志 引退興行~
2012年 4月29日(日)
大阪市・アゼリア大正ホール
OPEN 13:00/START 13:30
▼メインイベント 引退エキシビジョン 2分3R
北山 高与志(BLA-FREY)
VS
KING皇兵(ROYAL KINGS)
笹谷 淳(タンタンファイトクラブ)
安東 辰也(及川道場)
勝敗なし
関西が誇る元J-NETWORKウェルター級チャンピオンで、前WMAF世界ウェルター級チャンピオンの北山高与志の引退試合が行われた。変則エキシビジョンマッチで北山1人に対してラウンド毎に対戦相手が変わる3Rマッチ。
1人目は共に練習で汗を流したKING皇兵。ゴングと同時に前に出たのはKING皇兵。すぐに北山も対応し、序盤からエキシビジョンとは思えぬ激しい攻防が展開される。終盤ではKING皇兵 のバックブローがあわやのタイミングで炸裂!すんでのところでかわす北山の姿に客席が大きく沸く中、ゴング。リング中央で抱きあう両者に大きな拍手が送られる。
次いで登場したのは前J-NETWORKウェルター級王者の笹谷。一週間前に緑川との激戦を終えたばかりとは思えぬ軽快な動きで北山を追い込む。呼応するかのように北山も鋭い左右のパンチ、左ミドルキックを繰り出し、両者最後まで手数を切らさず打ち合う展開に場内のボルテージは高まる一方、互いのパンチが交錯したところでゴングが鳴らされる。客席のどよめきは収まらない。
そしてトリを務めたのはWMF世界ライト級王者の安東辰也。やや疲れの見える北山を容赦のない打撃で攻めこむ。劣勢に思われた北山だったが、沸き起こる万雷の北山コールで蘇生。懸命にパンチを振るい安東を押し返してみせる。実戦さながらの厳しい攻防は残り一分頃から更にヒートアップ。試合を終えたKING皇兵、笹谷両選手が見守る中、足を止めての激しい打ち合いが繰り広げられたところでゴング。感慨深げに抱きあう両者に万雷の拍手が送られた。
その後北山の引退セレモニーが行われ、正道会館の湊谷コーチや及川道場の及川代表等から花束が贈られ、多くのファンが見守る中10カウントゴングが打ち鳴らされた。17年間に渡る北山高与志の現役生活が終了した。
▼セミファイナル 関西最強65kgト-ナメント決勝戦 3分3R
〇 山口裕人(MA・多田ジム山口道場)
× 龍啓(国士会館)
KO 2R 1分02秒 ※パンチ
関西最強65kgトーナメントの決勝は無傷のまま勝ち上がった2人の対決となった。1Rは龍啓がストレート系のパンチで山口をグラつかせ、ダウン寸前まで追い込み有利に試合を運んだ。
2Rに入り山口が得意の左右のフックで龍啓からダウンを奪う。フラフラになりながら立ち上がった龍啓であったが、山口の容赦ないパンチの嵐にコーナーに詰められて2度目のダウン。ここでレフリーがストップをかけて、山口が関西最強65kg決定戦のチャンピオンに輝いた。
マイクパフォーマンスでは「もっと強い選手と戦わせて下さい」と関東のトップクラスか外国人選手との戦いを熱望した。
▼第7試合 大阪対名古屋4対4マッチ大将戦 3分3R
〇 楠本鉱平(M-FACTORY)
× GUMP小島(TheBodyBox)
判定2-0
▼第6試合 大阪対名古屋4対4マッチ副将戦 3分3R
〇 KING強介(ROYALKINGS)
× 作田良典(GETOVER)
判定2-0
▼第5試合 大阪対名古屋4対4マッチ次鋒戦 3分3R
〇 山口侑馬(MA・多田ジム山口道場)
× 前田修(GETOVER)
判定2-0
▼第4試合 大阪対名古屋4対4マッチ先鋒戦 3分3R
〇 KING狂太(ROYALKINGS)
× 松井大侑(桜塾)
判定3-0
▼第3試合 55kg契約 3分3R
〇 祐治(M-FACTORY)
× PRINCE博(NJKF・ARENA)
KO 2R 2分05秒
▼第2試合 関西最強65kgト-ナメント1回戦 3分3R
〇 山口裕人(MA・多田ジム山口道場)
× ケイスケ(頂上会テアゲネス)
KO 1R 1分56秒 ※パンチ
▼第1試合 関西最強65kgト-ナメント1回戦 3分3R
〇 龍啓(国士会館)
× AKIRA(NJKF・誠至会)
KO 2R 0分39秒 ※パンチ
〈オープニングファイト〉
TOP☆RUN 2
▼第7試合 TOP☆RUN 65kg王者決定戦
× 中佳津樹(M-FACTORY)
○ 朝倉豊樹(TIA辻道場)
判定0-3(25-30、25-30、25-30)
▼第6試合 TOP☆RUN 50kg王者決定戦
× 川東八尋(MA・多田ジム山口道場)
○ 山田有佑(魁塾)
判定0-3(29-30、29-30、29-30)
▼第5試合 TOP☆RUN 45kg王者決定戦
○ 多根嘉輝(直心会)
× 岡澤喜貴(魁塾)
判定3-0(30-27、30-27、30-29)
▼第4試合 TOP☆RUN 40kgタイトルマッチ
△ 政所 仁(魁塾/王者)
△ 東 巧樹(直心会/挑戦者)
判定1-0(30-29、30-30、29-29)
※政所が、ドロー防衛
▼第3試合 TOP☆RUN 35kg王者決定戦
○ 政所 椋(魁塾)
× 藤本大輝(誠輪館)
判定2-1(30-29、30-29、28-29)
▼第2試合 TOP☆RUN 50kg王者決定戦
○ 湊 来夢(MA・多田ジム山口道場)
× 羽手原弘凱(隆拳塾)
判定2-0(30-29、30-28、29-29)
▼第1試合 60kg契約
○ 篠原悠人(MA・多田ジムTeam Plu+S)
× 山田伊寿実(桜塾)
判定3-0(20-18、20-18、20-18)
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