DEEP☆KICK 25
2015年5月24日(日)
大阪市・旭区民センター大ホール
OPEN 13:30/START 14:00
▼メインイベント2 日泰交流戦 66kg契約
○ 憂也(魁塾)
× ラッヒィン・セイシカイ(NJKF・誠至会)
判定3-0(30-29、30-29、30-29)
対外国人戦は4戦4勝の65kg級王者 憂也、来日以来チャンピオンやランカ-と戦って無敗のラッヒィンと対戦した。
1R 憂也の遠い間合いからのジャブで試合はスタートした。ラッヒィンの強烈な左フックが空を切る。憂也は独特の縦拳でラッヒィンを捕らえラッヒィンの顔面が徐々に赤くなってくる。憂也はラッヒィンをコーナーに詰めるもかわされる、ラッヒィンもパンチで反撃に出るが憂也は冷静に対応。
2R ラッヒィンの蹴りが当たりだす。ラッヒィンはペースを握ろうとするも憂也が距離を詰め前に出る。憂也の圧力でラッヒンは下がる場面が目立ってくる。中盤にラッヒィンの左フックがヒット、右ミドルにつなげる。その後も左フックをヒットさせるが決定打に至らず、憂也は終始的確にジャブと右ストレートを当てていく。
3R 最終ラウンドも憂也は前に出る。接近すると憂也は膝蹴りを出しラッヒィンに主導権を握らせない。ラッヒィンも左フックと右ミドルで応戦するが憂也はしっかりブロック。さらに前に出る憂也は右ストレートをヒットさせる。憂也はパンチを当てながらラッヒィンをコーナーに詰め膝蹴り。最後まで憂也はラッヒィンに主導権を握らせない展開のままゴングが鳴らされた。
パンチの的確さと前に出るアグレッシブさが勝った憂也が判定3対0でラッヒィンの連勝をストップ、対外国人戦を5連勝とした。
試合後のマイクでは、もっと強い選手と戦わせて欲しい。
相手は強い方が最高のパフォーマンスを見せることができるとアピールした。
▼メインイベント1 日泰交流戦 64㎏契約
◎ 半田喜蓮(NJKF・誠至会)
× Phichitchai Sakigakejuku(魁塾)
TKO 2R 2'42" ※パンチ・レフェリーストップ
NJKF王者の階勇弥に敗れて以来7ヶ月の復帰戦となる半田喜蓮とJ-GIRL王者のキラッ☆Chihiroの専属トレーナーとして来日した元ランシットスタジアム王者のピチットチャイの対戦。セコンドにはChihiroが付いている。
1R ピチットチャイは顔を上げず足元を見て構えている。半田はジャブからローキックで様子を伺う。半田が右ハイを放つとピチットチャイは豪快な左ハイキックで返す。左ボディをヒットさせ前に出る半田に前蹴りで距離を保つピチットチャイ。半田の右ローキックに対しピチットチャイは左のローキックの連打を返すもローブローとなりレフェリーから口頭注意を受ける。
半田はピチットチャイをコーナーに詰めて連打を仕掛けるピチットチャイはブロック。
2R 半田は左フックの連打、ボディフック、右ハイキックと激しく攻めていく。ピチットチャイもミドルからの膝蹴りで応戦するも半田のプレッシャーでコーナーに詰められパンチ連打に1度目のダウンを奪われる。
なんとか立ち上がるも半田の猛攻は続き、パンチ連打で倒れたところでレフリーが試合を止めた。
半田が復帰戦をTKO勝利で飾った。
▼セミファイナル 60㎏契約
× 是枝修平(TeamFreeStyle)
○ 足利也真登(FightClubRush)
判定1-2(29-30、28-30、30-29)
1R 静かな立ち上がり、サウスポーにかまえる是枝とオーソドックスの足利。足利は左ボディ、左フック、右ローキックとコンビネーションを繰り出す。是枝は距離を保ち右ストレートを返す。足利はさらにローキックでけん制するも是枝はヒザでカット。是枝が前に出だしたがここで1R終了のゴング。
2R 左右のパンチから飛びヒザで前に出る足利、是枝は左ストレートをヒットさせプレッシャーをかけてゆく。徐々にペースを掴みつつある是枝、足利もノーモーションから右ストレートを放ちペースを取り返す。
3R 足利が力強いワンツーから左フック、是枝はガードから左フックを返すも空振り。足利は左ボディを狙いながらさらに攻撃を仕掛ける。足利の右ストレート、左フックが当たりだし足利がペースを握るも体力の消耗が目立つ。残り20秒、両者が残りの力を振り絞り激しい打ち合いの中終了のゴング。手数でまさった足利が判定1対2でランキング3位の是枝に勝利した。
▼第12試合 フレッシュマンファイト53㎏契約ワンデートーナメント決勝戦
○ 風音(REAL STYLE)
× 黒田勇斗(隆拳塾)
判定3-0(30-27、30-27、30-27)1R黒田ダウン1回
市村大斗(多田ジム)を接戦で下した黒田勇斗(隆拳塾)と欠員が出て急遽出場となり、四国の強豪 西田京介を下した風音(REAL STYLE)の決勝戦となった。
1R 長身の黒田はジャブと前蹴りで距離を保つ。風音が強引に前に出てショートでの打ち合いを仕掛ける。接近戦での打ち合いで左フックがジャストミートして黒田がダウンを奪われる。
2R 黒田のセコンドからは膝からのパンチという指示が出る。風音は1Rと同じように接近戦を望むように前に出る。
3R 1Rにダウンを奪われて後がない黒田は大声で気合いを入れて飛び出す。黒田の前蹴りが風音の腹部に突き刺さり苦しそうにするも風音はパンチを返して行く。2人のフレッシュマンが最後まで死力を尽くした打ち合いの中、終了のゴングが鳴らされる。
1Rにダウンを奪った風音が3対0の判定でDEEP☆KICKフレッシュマンファイトワンデートーナメントを制した。試合後のマイクでは初々しく今後の抱負を語った。
※風音がフレッシュマンファイトワンデートーナメント優勝
▼第11試合 55㎏契約
○ 祐治(M-FACTORY)
× 木内祐太(風吹ジム)
判定3-0(30-28、30-28、30-29)
▼第10試合 55㎏契約
△ ハト胸むな男(TeamFreeStyle)
△ 秀翔(PRINCE KC)
判定1-0(30-29、30-30、29-29)
▼第9試合 65㎏契約
× 亮徳(真樹ジム)
○ 小山寛樹(魁塾)
反則 1R 2'32" ※亮徳、ストップ後の攻撃により小山が続行不能
▼第8試合 66㎏契約
△ 雄一朗(NJKF・誠至会)
△ MASATO(NJKF・新日本拳法同志会)
判定1-0(30-29、29-29、29-29)
▼第7試合 ヘビー級
○ 岡崎章太(月心会)
× 笹田勝俊(四国福田道場)
判定3-0(30-27、30-27、30-27)
▼第6試合 59.5㎏契約
× 谷元 凉(777ジム)
◎ 西元也史(京賀塾)
TKO 1R 1'00" ※パンチ
▼第5試合 64㎏契約
◎ 川崎真一朗(月心会)
× 虔次郎(風吹ジム)
TKO 2R 2'27" ※タオル投入
▼第4試合 60㎏契約
◎ KAZUYA(NJKF・誠至会)
× 洸斗(NJKF・TRASH)
TKO 2R 1'35" ※パンチ
▼第3試合 60㎏契約
△ 谷元聖也(777ジム)
△ 郁弥(真我館)
判定0-1(29-29、29-30、29-29)
▼第2試合 フレッシュマンファイト53㎏契約ワンデートーナメント一回戦
× 市村大斗(多田ジム)
○ 黒田勇斗(隆拳塾)
判定1-2(19-20、19-20、20-19)
※黒田が決勝進出
▼第1試合 フレッシュマンファイト53㎏契約ワンデートーナメント一回戦
○ 風音(REAL STYLE)
×西田京介(NJKF・勇健塾)
判定3-0(20-19、20-19、20-18)
※風音が決勝進出
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