DEEP☆KICK 34
2017年12月17日(日)
大阪市・城東区民センター
OPEN 12:45/START 13:00
12月17日(日)大阪市・城東区民センターにおいて『TERESA presents DEEP☆KICK 34』が開催された。
ダブルメインで53kg級タイトルマッチと63kg級王者決定戦、ダブルセミでは、60kg級王者決定トーナメント一回戦の2試合が行われ、満員の会場は立ち見で埋め尽くすほど、大盛況の大会となった。
メインイベント2、無敗の王者 タネに無敗の挑戦者 滉大が挑んだ。
1R 滉大のインローから始まる静かなスタートとなったが、タネが右のオーバーハンドのフックを放つと滉大は左のフックで応戦。滉大の飛び膝をタネが受け止めてボディスラムとなり両者がヒートアップ。滉大の右のハイキックがタネの頭をかすめる。タネが禁止のバック肘を出してしまう。
2R タネが滉大の距離を潰そうと前に出る。滉大は下がりながらジャブを当てていく。中盤は足を止めて打ち合う。滉大が少し優勢に試合を進めた。
3R 滉大の前蹴りからの膝蹴りがタネの顔を歪める。タネが3度目の肘を出してしまい警告を受ける。ラスト1分になるとポイントを取られているのを感じたタネが前にパンチで出て行くが滉大もパンチと膝で応戦する。手数とヒットポイントで勝った滉大が新王者となった。
無敗を守り新王者となった滉大はリング上で「まわりの支えのおかげでここまで来れました、まだ他にも強い選手がいるので、他団体の王者も倒して真の王者になります」と更なる目標を語った。
敗れたタネは大会後「これでもっと強くなれます」と力強く笑顔で応えた。
▼メインイベント2 DEEP☆KICK53kg級タイトルマッチ 3分3R
× タネヨシホ(直心会/王者)
○ 滉大(フォースクワッド/1位)
判定0-3(28-30、28-29、29-30)
滉大がDEEP☆KICK53kg第2代王者に
メインイベント1は、DEEP☆KICK全勝で全てKO勝ちの西岡と、虔次郎の怪我による代役出場の敦YAMATOとの王者決定戦となった。
1R 西岡が軽いフットワークでジャブを当てていく。敦も返すが西岡はパンチを見切っている。
前に出た西岡の放ったパックブローで敦の頭が揺れる。西岡はコーナーにつめて倒しにいくが、タフな敦は応戦する。
2R パンチの乱打戦になり、敦の放った左フックで西岡が腰から倒れてしまう。なんとか立ち上がるが敦のパンチの猛攻は続き西岡は2度目のダウンを奪われる。鼻からの出血で顔が赤く染まった西岡、敦は追い討ちをかけていくが西岡は意地でも倒れない。倒したい敦の猛攻は続く。西岡も応戦するが下がりながらのパンチで敦にダメージは与えられない。西岡の左フックが敦をとらえるが単発に終わってしまう。
3R 後がない西岡だがダウンの影響か前に出れない。打ち合いになり敦もパンチをもらうが倒れない。2度のダウンを奪った敦YAMATOが新王者の名乗りを受けた。
試合後マイクを渡された敦は「今回急に決まった試合でしたが勝つことができて嬉しいです、これからも強い選手を倒してもっと強いチャンピオンになるので応援お願いします」とコメントした。
▼メインイベント1 DEEP☆KICK63kg級王者決定戦 3分3R延長1R
× 西岡蓮太(龍生塾)
○ 敦YAMATO(NJKF・大和ジム)
判定0-3(27-30、27-29、26-30)
敦がDEEP☆KICK63kg第2代王者に
セミファイナル2、DEEP☆KICK60kg級1位の足利也真登が8位の谷岡佑樹を迎え撃つ
ハードパンチャー足利を谷岡がフットワークを使い、細かいパンチを当てていく。乱打戦から谷岡が出したショートの左フックで足利がダウンを奪われる。足にきている足利にとどめを刺しにコーナーに詰めて2度目のダウンを奪う。3Rダメージが回復した足利が反撃にでるも及ばず、2度のダウンを奪った谷岡が王者決定戦の出場権利を手にした。
▼セミファイナル2 DEEP☆KICK60kg級王者決定トーナメント一回戦 3分3R延長1R
× 足利也真登(FightClubRush/1位)
○ 谷岡佑樹(パラエストラ加古川/8位)
判定0-3(27-29、27-29、26-29)
谷岡がトーナメント決勝の王座決定戦に
セミファイナル1、ハードパンチャー西本也史と華麗な蹴りを放つ佐藤亮の一戦
西本有利の声が大きかったこのカードだが、佐藤の蹴りに西本がなかなか踏み込めない。逆に佐藤が前に出る展開となる。得意の左ミドルと膝蹴りで西本のペースを崩した佐藤が、2対0の僅差で勝利。4月1日に行われる60kg王者決定戦に駒を進めた。
▼セミファイナル1 DEEP☆KICK60kg級王者決定トーナメント一回戦 3分3R延長1R
× 西元也史(京賀塾/3位)
○ 佐藤 亮(NJKF・健心塾)
判定0-2(29-30、29-30、29-29)
佐藤がトーナメント決勝の王座決定戦に
4月1日、佐藤 亮(左)VS 谷岡佑樹(右)で王座決定戦
▼第7試合 55kg契約 3分3R
◎ 鷹介(WarriorOsaka)
× 力哉(BKジム)
TKO 2R 0分55秒 ※パンチ
▼第6試合 50kg契約 2分3R
× 井本千尋(KOKUSHIGYM)
○ 山口遥花(仰拳塾)
判定0-3(28-29、28-29、27-30)
※井本、計量オーバーで減点2・グローブハンデ
▼第5試合 55kg契約 3分3R
× 郁弥(山口道場)
○ 梅井泰成(京都野口ジム)
判定0-3(27-30、27-30、28-30)
▼第4試合 57kg契約 3分3R
○ 雄大(TeamFreeStyle)
× 新井崇士(モンスタージャパン)
判定3-0(30-28、30-28、29-28)
▼第3試合 63㎏契約 3分3R
○ 山崎優輝(多田ジム)
× 堀池空希(究道会館)
判定2-0(30-28、30-29、29-29)
▼第2試合 49kg契約 2分3R
× 恵(日進会館宮原道場)
○ 聖愛(魁塾)
判定0-3(28-30、28-30、27-30)
▼第1試合 60kg契約 3分3R
× 岩郷泰成(MAD CRIB GYM)
◎ 金剛駿(Kick-Style)
TKO 1R 1分47秒 ※3ノックダウン
〈オープニングファイト〉
▼OP第7試合 TOP☆RUN65kg級タイトルマッチ 2分3R
× 中澤 友(魁塾 明治橋教室/王者)
○ 成尾拓輝(究道会館/挑戦者)
判定0-3(28-30、28-30、29-30)
※成尾がTOP☆RUN65kg級第10代王者に
▼OP第6試合 TOP☆RUN60kg級王座決定戦 2分3R延長1分1R
× 上野幸輝(直心会)
○ 上田魁志(NJKF・武心會)
判定0-3(28-30、28-30、27-30)
※上田がTOP☆RUN60kg級第10代王者に
▼OP第5試合 45kg契約 1分30秒2R
× 伊藤柚姫(真門伊藤道場)
○ 小堀ましろ(月心会チーム侍)
判定0-3(三者とも18-20)
▼OP第4試合 25kg契約 1分30秒2R
× 中野翔葵(K-STYLE)
○ 田中雄飛(reliable)
判定0-3(18-20、19-20、19-20)
▼OP第3試合 40kg契約 1分30秒2R
○ 志水琳乃介(WorriarOsaka)
× 高橋雷偉(拳心會館)
判定2-1(20-18、20-18、19-20)
▼OP第2試合 31kg契約 1分30秒2R
○ 和田祐翔(一心会)
× 牧野慈騰(魁塾 京都)
判定3-0(三者とも20-18)
▼OP第1試合 30kg契約 1分30秒2R
× 松島壱征(NJKF・健心塾)
○ 山﨑天輔(真門teamSol)
判定0-3(18-20、18-20、17-20)
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