1.30 豊中 DEEP☆KICK ZERO 1 試合結果

 2022年最初のDEEP☆KICK興行は普段のナンバーシリーズとは違い2年ぶりの開催となる若手中心の大会『DEEP☆KICK ZERO』、その1部・2部それぞれが豊中市・176BOXにて開催された。昨今のコロナウィルス感染の影響で対戦カードが度々変更することもやむを得ない状況でも会場は2部共に超満員、選手グッズや会場内で販売された「筋肉カステラ」も大盛況と2022年初興行を華々しく飾って見せた。

 次戦は3月13日(日)、泉大津市・テクスピア大阪にて「DEEP☆KICK 59」及び少数精鋭の開催と噂されている「DEEP☆KICK 60回記念大会」の開催が決定している。



(写真・石本文子)


メインイベント FUJIMON♡ VS 翔磨

 DEEP☆KICK-55kg前王者・拳剛(誠剛館)が返上したベルトを懸けたトーナメント準決勝、100人近い大応援団を背に入場した翔磨 (多田ジム)と入場からあの手この手で今回も笑いをしっかり取りに来たエンターテイナー・FUJIMON♡(京都亀岡キックボクシングジム)が激突。この2人は昨年7月に対戦しておりその際はドローと終わっている。

 1R、互いに様子を見ながらロー・パンチを繰り出していく。時折FUJIMON♡がトリッキーな技を出しチャンスを伺うも翔磨は冷静に対応、1Rは互角の展開となる。

 試合は2Rに動いた。1R同様に互いに様子を伺う中、翔磨は鋭い左ストレートをヒットさせるシーンが増えていく。FUJIMON♡も負けじと蹴りを中心に前に出ていく中、近い距離でバックブローを放つと翔磨はこれを外しカウンターの右フックをクリーンヒットさせ衝撃の技ありダウンを奪う。余談だが翔磨は後日SNSにて今回のダウンについて「よーバックブローに右フック当てれたわ。自分でも全然覚えてないもん。。爆笑」と投稿しており、自信でも今回のダウンには驚いている様子が見て取れた。ダウン後、FUJIMON♡はすぐに立ち上がり猛攻に出るもダウンは奪い返せず2Rは翔磨が優勢に。

 運命の最終ラウンド、後がないFUJIMON♡は2R同様に猛攻に打ち出ていくと翔磨もこれに応戦、パンチ中心の乱打戦に突入する。互いに互角の打ち合いを見せる中、何とか起死回生の1打を狙うFUJIMON♡だったが最後まで翔磨を打ち伏せる事が出来ずに試合終了、2Rにダウンを奪った翔磨が3-0で判定勝利、DEEP☆KICK-55kg王座決定トーナメントの決勝にコマを進めた。

 試合後マイクでは「ちょっと体調が悪かったんですけど、前回ドローで終わった相手に勝つことが出来てよかったです。決勝戦は死に物狂いで勝ってベルトを取りますので、また3月応援に来てください、お願いします」と100人近い応援団に呼びかけた。

 準決勝のもう1ブロック、久津輪将充(888GYM) vs 長谷川英翔(誠剛館)の試合は久津輪の体調不良により急遽中止に、それにより長谷川が不戦勝で決勝へと駒を進めており試合後、長谷川もリング上に上がると「今回の運(不戦勝)も活かして、もっと練習をして、館長(拳剛)が-55kgのベルトを取って今回返上したので、今度は僕がベルトを取ってもう1度ジムに持ち帰ります」と意気込みを語った。翔磨vs長谷川の-55kg王座決定トーナメント決勝戦は3月開催の「DEEP☆KICK 60回記念大会」に開催予定だ。


▼メインイベント

 DEEP☆KICK-55kg王座決定トーナメント準決勝 3分3R 延長1R

 ×FUJIMON♡(京都亀岡キックボクシングジム)

 ○翔磨 (多田ジム)

判定0-3(28-30、27-30、28-30)

※翔磨が-55kg王座決定トーナメント決勝に進出



▼※中止※

 セミファイナル

 DEEP☆KICK-55kg王座決定トーナメント準決勝 3分3R 延長1R

 久津輪将充(888GYM)

 長谷川英翔(誠剛館)

※久津輪が体調不良により試合中止、長谷川の不戦勝及び-55kg王座決定トーナメント決勝進出決定



第3試合 翔太郎 VS 侑毅

 昨年7月に対戦した際はドローとなった両者が『DEEP☆KICK ZERO』の舞台で再戦。前回はパンチが主軸の翔太郎(猛志会)、蹴りが主体の侑毅(キックボクシングジム3K)という構図だったが、今回は1Rから互いにロー・ミドルを中心に蹴りでチャンスを伺う展開に。2Rでも同様の打ち合いが続いていくが僅かに侑毅が優勢に試合を進め2R終了時点でのオープンジャッジでは3名とも19-20で侑毅を支持。

 3R、翔太郎は攻勢に出ようと前に圧をかけていくも見せ場を作れない。途中、侑毅が組んだ状態で2回膝蹴りをだしてしまいイエローカードが与えられてしまうが、セコンドからの「ここで行けたら成長出来るぞ!」の檄を背に試合終了まで集中を切らなかった侑毅が判定勝利を獲得、半年前のドローに決着を付けた。

 先月の誕生日で30歳を迎えた侑毅、この勝利を機に激戦の-55kgランキング勢に食い込んでいけるのか?!


▼第3試合 DEEP☆KICK-55kg契約 3分3R

 ×翔太郎(猛志会)

 ○侑毅(キックボクシングジム3K)

判定0-3(29-30、28-30、29-30)



第2試合 長谷川海翔 VS 穂波楓

 現在4戦4勝3KOとプロデビューから快進撃を続けている長谷川海翔(誠剛館)と先日のRISEで6年半ぶりの復帰を遂げた穂波楓(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER)の1戦は開始早々衝撃の展開に。

 早いジャブを繰り出していく穂波に対し長谷川はタイミングを見定めパンチを繰り出し開始早々ダウンを奪う。穂波も立ち上がり再び打ち合いに向かうも長谷川は動じずにしっかりとパンチをヒットさせていき2度目のダウンを奪う。後がない穂波はそれでも負けじと打ち合いに行くも長谷川はパンチを軸に穂波をコーナーに詰めるとパンチのラッシュで3度目のダウンを奪い1R2分39秒、長谷川のTKO勝利で幕を閉じた。

 これで5戦5勝4KO、試合後マイクを要求すると「これで、5戦5勝で、DEEP☆KICKでも2勝したので、僕も-53kgの、ベルトが欲しいです。林代表、いかがですか?」と16歳らしいあどけなさが残るマイクで王座挑戦を直談判。しかし確かな戦績で実力は証明済み、16歳の快進撃は勢いそのままに-53kg王者・寺山遼冴(TEPPEN GYM)を捉えることが出来るのか。


▼第2試合 DEEP☆KICK-53kg契約 3分3R

 ◎長谷川海翔(誠剛館)

 ×穂波楓(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER)

TKO 1R2分39秒 レフェリーストップ



第1試合 坂本直樹 VS 清水大志

 互いに昨年11月にプロデビューしており今回がプロ2戦目。それもあってか1Rでは互いに動きが固かったが2Rには固さも取れていく。

 試合は1Rから坂本直樹(道場373)が重そうなミドル・ローを中心に繰り出していくも、清水大志(誠剛館)は回転の速いパンチを上下に振り分けヒットさせていく。2Rでも同様の展開となり2R終了時点の途中経過は3者ともに20-18で清水を支持。3R、坂本はミドルを軸にチャンスを伺うも清水を打ち崩せず清水が判定勝利、プロ2勝目を飾った。


▼第1試合 DEEP☆KICK-57.5kg契約 3分3R

 ×坂本直樹(道場373)

 〇清水大志(誠剛館)

判定0-3(28-30、28-30、28-30)



〈オープニングイベント〉

NEXT☆LEVEL提供試合

オープニングファイト第4試合 中井美慶 vs 梅田ひなた

 アマチュアキックボクシング団体「NEXT☆LEVEL」提供試合で行われたNEXT QUEEN王座決定戦で中井美慶(昇龍會)と梅田ひなた(龍生塾ファントム道場)が対戦。しかし1R途中、中井の目にロープが入ってしまうアクシデントが発生、ドクターチェックが入る。中井本人は試合続行の意思をアピールしていたが視力は回復せず、今後の選手生命への影響も踏まえ1R50秒で試合は終了。NEXT☆LEVEL規定に基づき必要な試合時間を有してないためノーコンテストという形となった。


▼OP第4試合 NEXT QUEEN-41kgタイトルマッチ 1分30秒3R

 -中井美慶(昇龍會)

 -梅田ひなた(龍生塾ファントム道場)

ノーコンテスト

※1R50秒時点で中井選手が不慮のアクシデントにより試合続行不可能、必要な試合時間を有してないためノーコンテスト



オープニングファイト第3試合 大山菜摘 vs 大野来斉

 互いにロー・ミドルからのパンチ、首相撲というコンビネーションを多用する展開に。2Rも互いに蹴りから組むという攻防が続く中、大山菜摘(Continue)は首相撲から膝をしっかりと大野来斉(02GYM)にヒットさせていき、判定は2-0で大山が勝利を獲得した。


▼OP第3試合 -52kg契約 1分30秒2R

 〇大山菜摘(Continue)

 ×大野来斉(02GYM)

判定2-0(20-19、20-20、20-19)



オープニングファイト第2試合 杉生澪雅 vs 山田十魂

 パンチからロー、首相撲と両者ともに早い展開の攻防を繰り出していくも山田十魂(山口道場)はリーチの長さを上手く使い試合を優勢に進める。杉生澪雅(NJKF心将塾)も負けじとパンチから蹴りを繰り出すも流れは変わらず、山田の判定勝利となった。


▼OP第2試合 -35kg契約 1分30秒2R

 ×杉生澪雅(NJKF心将塾)

 〇山田十魂(山口道場)

判定0-3(18-20、19-20、18-20)



オープニングファイト第1試合 森本友哉 vs 西田優心

 オープニングファイトらしい打ち合いを繰り広げた両者。試合は僅差ではあるが森本友哉(一心会)がミドル・パンチを多くヒットさせ西田優心(ROYAL KINGS)から判定勝利を奪った。


▼OP第1試合 -30kg契約 1分30秒2R

 〇森本友哉(一心会)

 ×西田優心(ROYAL KINGS)

判定3-0(20-19、20-19、20-19)


◎株式会社WAON presents DEEP☆KICK ZERO 1

2022年1月30日(日)
豊中市・176BOX
OPEN 10:45 / START 11:00

◎株式会社WAON presents DEEP☆KICK ZERO 2

同日開催
OPEN 15:15 / START 15:30


〈会場アクセス〉

〒561-0831

大阪府豊中市庄内東町5丁目7-25

電話:06-7898-0888


〈チケット〉

VIP席 ¥15,000 S席 ¥8,000 A席 ¥6,000

※当日券は¥1,000UP

※一部、二部チケット別料金(全席入替制)


〈チケット販売〉

DEEP☆KICK実行委員会(TEL 06-6754-8588)

または出場選手および所属ジム


〈問い合わせ〉

DEEP☆KICK実行委員会(TEL 06-6754-8588)

https://www.deep-kick.com

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DEEP☆KICK

"DEEP KICK" The kickboxing field of the MMA fight event "DEEP" Started on July 5, 2009