3月13日(日)泉大津市・テクスピア大阪にて2部構成で行われる『DEEP☆KICK 59』及び『DEEP☆KICK 60回記念大会』のうち第1部『DEEP☆KICK 59』の第1弾対戦カードが発表された。
『DEEP☆KICK 59』メインイベントとして発表されたのは昨年7月にDEEP☆KICK-60kg第8代王者に輝いた大樹(HAWK GYM)への挑戦権を懸けたDEEP☆KICK-60kg挑戦者決定戦。対戦するのは現在DEEP☆KICK-60kgランキング1位の岩郷泰成(TFT)と2位の大前洸貴(INFINITY KICK BOXING GYM)が決定。
岩郷は昨年1月にDEEP☆KICK初参戦を果たすと瞬く間にその実力を見せつけ、昨年開催されたDEEP☆KICK-60kg王座決定トーナメントに出場。準決勝ではベテランの佐藤亮(NJKF健心塾)と対峙すると2Rにパンチでダウンを奪い見事判定勝利、「今回のトーナメントの中で自分が1番弱い、そんな奴が勝つからおもしろいんでしょ?」と自身の心境、そして覚悟の一言を残し決勝へと駒を進める。しかし昨年7月に行われた決勝、現王者の大樹と対戦すると試合は接戦にもつれ込むも判定は2-1で大樹が判定勝利、ベルトまであと1歩だったがその1歩が届かなかった。そんな岩郷に再びのチャンス、前回煮え湯を飲まされた大樹への挑戦権を懸けた1戦に「やっとリベンジする時が来たか」と気合十分。リベンジへの第1歩、この1歩を次はしっかりと勝利で飾れるのか。
対する大前は理学療法士とキックボクサーの2つの顔を持つ選手で昨年11月にDEEP☆KICKに初出場、DEEP☆KICK常連選手であり-60kg挑戦者決定戦に一番近い男だった駿(Reborn kickboxing gym)と対戦すると完封しての判定勝利、一気にランキングを駆け上がり挑戦者決定戦に名乗りを上げてきた。「理学療法士の知識を駆使して自分の身体と努力でこの世界でどこまで通用するかを試したい」と思いキックボクシングの世界に入ってきた大前の実力はプロ戦績9戦8勝1敗3KOという驚異の実績も含めすでに証明済み。身体のメカニズムを知り尽くした理学療法士だからこその知識と技術が合わさった新しいキックボクシングに注目してほしい。
この1戦の勝者が6月12日(日)テクスピア大阪で開催予定の現王者・大樹へのタイトルマッチ挑戦権、そしてDEEP☆KICK-60kg第9代王者という称号を獲得できるチャンスが舞い降りる。気迫むき出しに前に出る岩郷、精密に冷静に相手を追い詰める大前、両極端なタイプながらも共にハイレベルな技術を持つ選手。果たして大樹へのタイトルマッチ挑戦権を獲得するのはどちらだ?!
次に発表されたのはDEEP☆KICK-65kgランキング戦として昨年11月に-65kg王座決定トーナメント決勝で現王者・木村Cerberus颯太(NJKF心将塾)に判定負けを喫し惜しくもベルトに手が届かなかったDEEP☆KICK-65kg1位の中澤友(魁塾/ビンチェレあべの)と、こちらも-65kg王座決定トーナメント準決勝で木村に敗戦したDEEP☆KICK-65kg2位の竹市一樹(MA二刃会)が対戦決定。
中澤はテコンドーをバックボーンに威力のある蹴りを中心に勝ち星を上げてきたキックファイター。前述の-65kg王座決定トーナメント決勝の木村戦でも蹴りを中心に試合を展開、1Rにダウンを奪われるも即右フックで今度はダウンを奪い返すバチバチの試合を繰り広げるも2・3Rを奪われ判定負け、ベルト目前で涙を飲んだ。今回は復帰戦、ここでランキング1位を死守し木村へのリベンジの機会を狙う。
対する竹市はDEEP☆KICK-65kg2位に加えMA日本スーパーライト級1位と各団体でトップランカーを誇る実力者で、決して引かずに打ち合いを繰り広げるアグレッシブファイター。昨年は-65kg王座決定トーナメントに出場するも木村に判定負けを喫し、昨年11月にはMASAKI(多田ジム)と対戦、3Rに猛攻に出ていくも結果はドローとここ2戦で勝利が奪えていない。だが次はランキング上位に当たる中澤との対戦、ここで勝利しDEEP☆KICKでもランキング1位を、そしてこちらも木村へのリベンジを狙う。
互いに木村に負け-65kgトーナメントで悔し涙を飲んでいる両者、だからこそ今回のランキング戦は重要になる。蹴り技を得意とする中澤と打ち合いを好む竹市、いずれくるであろう挑戦者決定戦に食い込むためにランキング1位を奪い合うDEEP☆KICK-65kg屈指のファイター同士の戦いに期待してほしい。
他には若手育成試合として、DEEP☆KICK-70kg契約で小田尋久(キックボクシングジム3K) vs 立石凛太朗(魁塾 中川道場)、
DEEP☆KICK-55kg契約で繁那(AJKN R.S-GYM) vs 侑毅(キックボクシングジム3K)、
DEEP☆KICK-58kg契約でShin(Team FIST) vs 瞬(TEPPEN GYM)、
DEEP☆KICK-56kg契約で玲翔(NJKF Vigor Kickboxing Gym) vs マナベ・アツヤ(Blaze)、
DEEP☆KICK-60kg契約で高津瑠稀士(AJKN R.S-GYM) vs 北珠偉(千空館)、
計5試合のカードも発表された。
〈追加カード〉
◎DEEP☆KICK 59
▼DEEP☆KICK-60kg挑戦者決定戦 3分3R 延長1R
岩郷泰成(TFT)
大前洸貴(INFINITY KICK BOXING GYM)
▼DEEP☆KICK-65kg契約 3分3R
中澤友(魁塾/ビンチェレあべの)
竹市一樹 (MA二刃会)
▼DEEP☆KICK-70kg契約 3分3R
小田尋久(キックボクシングジム3K)
立石凛太朗(魁塾 中川道場)
▼DEEP☆KICK-55kg契約 3分3R
繁那(AJKN R.S-GYM)
侑毅(キックボクシングジム3K)
▼DEEP☆KICK-58kg契約 3分3R
Shin(Team FIST)
瞬(TEPPEN GYM)
▼DEEP☆KICK-56kg契約 3分3R
玲翔(NJKF Vigor Kickboxing Gym)
マナベ・アツヤ(Blaze)
▼DEEP☆KICK-60kg契約 3分3R
高津瑠稀士(AJKN R.S-GYM)
北珠偉(千空館)
〈既報カード〉
◎DEEP☆KICK 60
▼DEEP☆KICK-63kg王座決定戦 3分3R 延長1R
KENTA (HAYATO GYM)
大石健作(TEPPEN GYM)
▼DEEP☆KICK-57.5kgタイトルマッチ 3分3R
宮崎就人(TARGET)
麻太郎(NJKF健心塾)
▼DEEP☆KICK-55kg王座決定トーナメント決勝 3分3R 延長1R
翔磨 (多田ジム)
長谷川英翔(誠剛館)
▼DEEP☆KICK-51kg初代王座決定トーナメント決勝 3分3R 延長1R
塚本望夢(NJKFteamBonds)
空龍(空修会館)
◎DEEP☆KICK 59
2022年3月13日(日)
泉大津市・テクスピア大阪
OPEN 11:30 / START 11:45
◎DEEP☆KICK 60回記念大会
同日開催
OPEN 17:00 / START 17:15
〈会場アクセス〉
〒595-0025 大阪府泉大津市旭町22−45
〈チケット〉
VIP席 ¥15,000 S席 完売 A席 ¥6,000
※当日券は¥1,000UP
※一部、二部チケット別料金(全席入替制)
〈チケット販売〉
DEEP☆KICK実行委員会(TEL 06-6754-8588)
または出場選手および所属ジム
〈問い合わせ〉
DEEP☆KICK実行委員会(TEL 06-6754-8588)
https://www.deep-kick.com
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