3月13日(日)泉大津市・テクスピア大阪にて2部構成で行われる『DEEP☆KICK 59』及び『DEEP☆KICK 60回記念大会』のうち第1部『DEEP☆KICK 59』の全対戦カード及び試合順が発表された。
まず発表されたのはダブルセミファイナルとして前王者・寺山遼冴(TEPPEN GYM)が返還したDEEP☆KICK-53kgベルトを懸けた戦いDEEP☆KICK-53kg王座決定トーナメントの開催。対戦カードはKING剛(ROYAL KINGS) vs 長谷川海翔(誠剛館)、
龍太郎(真門ジム) vs KAZUNORI(T-KIX GYM)の4選手の出場が発表された。
まずは1人目、KING剛は元KOSスーパーバンダム級王者・元MAバンダム級王者と2団体でベルトを巻いた経歴のある関西屈指のファイター。昨年11月には「Cygames presents RISE WORLD SERIES 2021 OSAKA.2」に出場、第2代CMA KAISERバンタム級王者にも輝いている溜田蒼馬(Crazy Wolf)と対戦すると終始圧をかけ続け見事判定勝利、正に「ハイプレッシャーマン」、確かな強さを見せつけた。DEEP☆KICKには今回のトーナメントで初出場となるが問題ない、3回目のベルト奪取へと再び前進を強めてくるだろう。
続く2人目は当日の第2部に出場する長谷川英翔(誠剛館)の実弟・長谷川海翔、プロデビュー後5戦5勝4KOと圧倒的な実力を見せつけ早くも挑戦者決定トーナメントへの出場権を掴んだ今トーナメント最年少の16歳だ。1月「DEEP☆KICK ZERO1」では穂波楓(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER)と対戦、開始早々にパンチでダウンを奪うと勢いそのままに3度のダウンを奪取、1RTKO勝利を獲得している。その際のマイクでもDEEP☆KICK-53kgのベルトが欲しいと直談判しているようにすでに長谷川の目は-53kgのベルトを捉えている。負け知らずの16歳が変わらず無敗のままトーナメントを制し16歳にしてチャンピオンという偉業を達成出来るのか、注目したい。
3人目に選ばれたのはNKBバンタム級3位に位置するバチバチの打ち合いを繰り広げ会場を湧かせる龍太郎。2020年9月「DEEP☆KICK 46」に出場した際には清志 (NJKF.KTF)と対戦、1Rには龍太郎、2Rには清志がダウンを奪い合うという壮絶な打ち合いを展開、試合は0-1(龍太郎)のドローに終わるも大会ベストバウトと言わしめる激戦を見せた。昨年10月にはNKBバンタム級王座決定トーナメントに出場すると準決勝では則武知宏(テツジム)相手に判定勝利、決勝に進むも海老原竜二(神武館)に3RKO負け、ベルト目前で涙を飲んだ。しかし再びのチャンス到来、次こそはベルトを獲ると意気込んでいる。
最後の4人目は静岡からの刺客・KAZUNORI(T-KIX GYM)、今トーナメントでは最も戦績の多い32戦13勝19敗4KOを誇るベテラン選手だ。昨年9月には「DEEP HAMAMATSU IMPACT 2021」で開催されたキックルールに出場、アレックス太田(TEAM HAMBOLT)と対戦するも掴んでからの連続攻撃で減点を受けてしまい判定負け、悔しい試合となってしまう。しかし「挑戦する事」を常に意識するKAZUNORIは立ち止まらない、現在35歳のベテラン選手が自身初のタイトル獲得へ静岡から殴りこんでくる。
曲者揃いの4選手で開催されるDEEP☆KICK-53kg王座決定トーナメント、今回の準決勝を勝ち進めば6月開催予定の決勝、その勝者が栄えあるDEEP☆KICK-53kg第4代チャンピオンに輝くこととなる。誰が勝ち進んでもおかしくない、軽量級ならではの早い攻防が繰り広げられる中に見える熱い心のぶつかり合いを楽しみにして欲しい。
また昨年7月「DEEP☆KICK 53」で対戦するも1-1の痛み分けのドローに終わっているKING龍蔵(ROYAL KINGS)と湧也(BOSS GYM)の再戦が決定。
KING龍蔵は昨年11月「DEEP☆KICK 58」にて長谷川英翔(誠剛館)とDEEP☆KICK-55kg王座決定トーナメントへの出場権をかけて対戦、延長にもつれ込む激闘を繰り広げるも判定負け、悔し涙を飲んでいる。ここで勝利を掴み、再びベルトへの道を切り開きたい所。
対する湧也はプロ12戦7勝3敗2分と好成績を残しているもDEEP☆KICKでは2戦1敗1分とまだ勝ち星がない。威力抜群のボディブローを武器にDEEP☆KICKランカーのKING龍蔵を倒し、初勝利とランキング入りの同時奪取を狙う。
1度ドローに終わった両者の真の勝者を決める熱き戦い、次代の道を切り開く事が出来るのは果たしてどちらだ?!
他にもDEEP☆KICK-57.5kg8位の濱田祐生(山口道場) vs プロ戦績3戦2勝1負2KOを誇るREN(WIZARD)、
DEEP☆KICK-57.5kg9位の嶋秀太(NJKF田頭道場) vs JAPAN CUP 2021 -60kg優勝の経歴を持つ藤井海人(EXARES)のDEEP☆KICKランカーの2戦に加え、
DEEP☆KICK-68kg契約でマサキ(多田ジム) vs 森川勇哉(WARRIOR OSAKA)、
DEEP☆KICK-63kg契約で奥山雅仁(OISHI GYM) vs 久保田有哉(TARGET)の試合も発表された。
これで実に14試合にも及ぶ第1部『DEEP☆KICK 59』の全対戦カードが決定、試合順は以下の通りとなる。
〈対戦カード〉
◎DEEP☆KICK 59
▼メインイベント
DEEP☆KICK-60kg挑戦者決定戦 3分3R 延長1R
岩郷泰成(TFT)
大前洸貴(INFINITY KICK BOXING GYM)
▼セミファイナル2
DEEP☆KICK-53kg王座決定トーナメント準決勝 3分3R 延長1R
KING剛(ROYAL KINGS)
長谷川海翔(誠剛館)
▼セミファイナル1
DEEP☆KICK-53kg王座決定トーナメント準決勝 3分3R 延長1R
龍太郎(真門ジム)
KAZUNORI(T-KIX GYM)
▼第11試合 DEEP☆KICK-65kg契約 3分3R
中澤友(魁塾/ビンチェレあべの)
竹市一樹 (MA二刃会)
▼第10試合 DEEP☆KICK-68kg契約 3分3R
マサキ(多田ジム)
森川勇哉(WARRIOR OSAKA)
▼第9試合 DEEP☆KICK-55kg契約 3分3R
KING龍蔵(ROYAL KINGS)
湧也(BOSS GYM)
▼第8試合 DEEP☆KICK-57.5kg契約 3分3R
REN(WIZARD)
濱田祐生(山口道場)
▼第7試合 DEEP☆KICK-70kg契約 3分3R
小田尋久(キックボクシングジム3K)
立石凛太朗(魁塾 中川道場)
▼第6試合 DEEP☆KICK-57.5kg契約 3分3R
藤井海人(EXARES)
嶋秀太(NJKF田頭道場)
▼第5試合 DEEP☆KICK-63kg契約 3分3R
奥山雅仁(OISHI GYM)
久保田有哉(TARGET)
▼第4試合 DEEP☆KICK-55kg契約 3分3R
繁那(AJKN R.S-GYM)
侑毅(キックボクシングジム3K)
▼第3試合 DEEP☆KICK-58kg契約 3分3R
Shin(Team FIST)
瞬(TEPPEN GYM)
▼第2試合 DEEP☆KICK-56kg契約 3分3R
玲翔(NJKF Vigor Kickboxing Gym)
マナベ・アツヤ(Blaze)
▼第1試合 DEEP☆KICK-60kg契約 3分3R
高津瑠稀士(AJKN R.S-GYM)
北珠偉(千空館)
◎DEEP☆KICK 60
▼DEEP☆KICK-63kg王座決定戦 3分3R 延長1R
KENTA (HAYATO GYM)
大石健作(TEPPEN GYM)
▼DEEP☆KICK-57.5kgタイトルマッチ 3分3R
宮崎就斗(TARGET)
麻太郎(NJKF健心塾)
▼DEEP☆KICK-55kg王座決定トーナメント決勝 3分3R 延長1R
翔磨 (多田ジム)
長谷川英翔(誠剛館)
▼DEEP☆KICK-51kg初代王座決定トーナメント決勝 3分3R 延長1R
塚本望夢(NJKFteamBonds)
空龍(空修会館)
◎DEEP☆KICK 59
2022年3月13日(日)
泉大津市・テクスピア大阪
OPEN 11:30 / START 11:45
◎DEEP☆KICK 60回記念大会
同日開催
OPEN 17:00 / START 17:15
〈会場アクセス〉
〒595-0025 大阪府泉大津市旭町22−45
〈チケット〉
VIP席 ¥15,000 S席 ¥8,000 (DEEP☆KICK 60は完売) A席 ¥6,000
※当日券は¥1,000UP
※一部、二部チケット別料金(全席入替制)
〈チケット販売〉
DEEP☆KICK実行委員会(TEL 06-6754-8588)
または出場選手および所属ジム
〈問い合わせ〉
DEEP☆KICK実行委員会(TEL 06-6754-8588)
https://www.deep-kick.com
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