2023年、新年1発目のDEEP☆KICK大会として2023年1月29日(日)豊中市・176BOXにて『DEEP☆KICK ZERO 05』の開催が決定、第1弾対戦カードとしてDEEP☆KICK-60kg王者・大樹(HAWK GYM)への挑戦権を懸けたDEEP☆KICK-60kg挑戦者決定トーナメントの開催が発表された。
6月「DEEP☆KICK 62」にて初防衛を成功したDEEP☆KICK-60kg第8代王者の大樹への2度目のタイトルマッチ挑戦者を決めるトーナメント、注目される対戦カードは同級1位の大前洸貴(INFINITY KICK BOXING GYM) vs 3位の上野コウキ(直心会)、同級2位の岩郷泰成(EXARES) vs KOSスーパーフェザー級王者のライヤマン(ナックルズGYM)の2試合が決定された。
まずは前述のタイトルマッチを行うも敗戦し2度目のタイトルマッチ参戦を狙う大前、理学療法士とキックボクサーの2つの顔を持つ大前は正に体のプロフェッショナル。事実、それは実績にも証明されており現在プロ11戦9勝2敗と圧倒的な勝率を誇っている。DEEP☆KICKでも昨年11月「DEEP☆KICK 58」にて駿(Reborn kickboxing gym)、3月「DEEP☆KICK 59」にて反対ブロックにも出場している岩郷泰成を3R通してクレバーな戦いを貫き通し勝利、前回の挑戦者決定トーナメントを制しタイトルマッチにこぎつけている。しかしタイトルマッチでは苦い思いを味わった、そして早々にリベンジに繋がるチャンスがやってきた。冷静に、そして残酷に選手を蹴落としていく大前が今回もトーナメントを制し大樹へのリベンジ戦にこぎつけるのか。
対するは上野、現在2連続KO勝利と波に乗るKO率の高さが魅力的なファイターだ。NJKF・KAKUMEI・DEEP☆KICKなど多数団体に出場する上野、プロ戦績は現在11戦5勝6敗1分4KOとほとんどの勝利がKOという正に倒し屋。DEEP☆KICKでも昨年1月「DEEP☆KICK 50」では反対ブロックに出場する岩郷泰成を相手に1RTKO勝利を飾ると9月「DEEP☆KICK 63」では駿を相手に振りかぶりながらの豪快な左右のフックでこれまた1RTKO、過去2020年7月「DEEP☆KICK 44」での勝利を含めると現在DEEP☆KICKの地では3戦3勝2KO、直近は連続1RKOとDEEP☆KICKのリングに最高の相性を見せている、そして訪れた自身初のタイトルに向けたトーナメント、気合十分の上野が大前をリングに這わせることが出来るのか。
互いにDEEP☆KICKの地で似通った選手たちと戦い勝利を収めてきた同士、それでもタイプはまったく違い堅いブロックを武器にクレバーに戦う大前と剛腕振りかざしKOを狙う上野となる1戦、正に矛vs盾の試合、果たしてDEEP☆KICK-60kgが誇る最強の矛と盾の試合はどちらに軍配が上がるのか、決戦を楽しみにしてほしい。
続くは岩郷vsライヤマン、岩郷は入れ墨だらけの怖い風貌とは裏腹に洗練された実力を持つプロ戦績16戦9勝6敗1分を誇る-60kgきっての実力者。タイミングのいい前蹴りと威力あるパンチは正に脅威、昨年7月「DEEP☆KICK 54」では当時開かれた王座決定トーナメントを勝ち上がり現王者・大樹との王座決定戦を迎え判定が割れる接戦を繰り広げるも判定負け。続く3月「DEEP☆KICK 59」では-60kgへの挑戦者決定戦に漕ぎつけるも反対ブロックに出場する大前に判定負けとベルト目前で2度の涙を飲んでいる。3度目のベルト挑戦を懸けたトーナメント、所属ジムをEXARESに移転しリフレッシュした岩郷が狙うは今度こそベルト奪還。3度目の正直を果たすため、強い意志を前面に押し出しながら勝利を奪いに来る岩郷に注目してほしい。
対するはライヤマン、KOSスーパーフェザー級王者に加えDREAMGATEスーパーフェザー級・ライト級の2階級王者と多数のベルトを保持する実力者、プロ戦績は25戦15勝8敗と今回出場者の中で最も試合数の多いベテラン選手だ。2021年9月には「BOM ~ The Battle Of MuayThai~-ouroboros 2021-」に出場し真吾(レンジャージム)を相手に数度のダウンを奪い2RTKO勝利、2019年12月には「DIVINER presents TWOFC Vol 0」にてオープンフィンガーマッチに出場するとDEEP☆KICK-57.5kgランカーでもある村上真基 (ROYAL KINGS)を相手に1RTKO勝利、数々の舞台でその実力をいかんなく発揮している。DEEP☆KICKの地では2戦、2018年9月「DEEP☆KICK 37」と2016年「DEEP☆KICK 31」に出場しており戦績は1勝1敗、4年数か月ぶりのDEEP☆KICKの地を他団体同様、ライヤマンが荒らしまわるかもしれない。
今年も4試合に出場し着々と実践を積んでいる岩郷と直近はベールに包まれているライヤマンの1戦、互いに様子見など考えないであろう選手なだけに勝負は一瞬かもしれない、その一瞬をどうか見逃さないでほしい。
以上4選手で行われるDEEP☆KICK-60kg挑戦者決定トーナメント、果たして誰の腕が王者・大樹を捉えるのか。新年早々始まる熱き戦いに期待だ。
他にはDEEP☆KICK-59kg契約で次代のDEEP☆KICK盛り上げ隊長候補の岩KING(NJKF心将塾)とDEEP☆KICKベルトを虎視眈々と狙う健真(BLACK☆Jr)が対戦。
岩KINGはド派手なアフロ姿でキレキレのダンスを披露しながら入場し会場を沸かすキックダンサーで、プロ戦績は9戦3勝6敗もバランスの取れたファイター。9月「DEEP☆KICK 63」では三輪憂斗(真正会)を相手に膝やカーフを有効に使い判定勝ち、今回も勝利しランキング入りを狙う。
対する健真はプロ8戦4勝4敗、DEEP☆KICKにも2度出場し1勝1敗、次の勝利でプロ・DEEP☆KICK戦績共に勝ち越しを狙いたいところ。10月「KAKUMEI KICKBOXING NIGHT FIGHT」では井上敬太(NJKF誠輪ジム)を相手に終始圧をかけながら攻め続け判定勝ち、勢いそのままに新年1発目の勝利が欲しい。
両者ともに次の1勝が今後のプロ生活を大きく左右するかもしれない1戦になる、より強い気持ちで新年初試合を勝利で飾れるのは果たしてどちらだ?!
またDEEP☆KICK-52kg契約にてHotaru(Continue) vs ボーちゃん(MFC MUAY THAI FIGHTER CLUB)の女子ファイター対決、
DEEP☆KICK-68kg契約にて杉山卓(TeamFIST) vs 田邉雅弥(Blaze)、
内本築(NJKFteamBonds) vs 瑠稀士(R.S-GYM)の3試合も発表された。
新年1発目となる「DEEP☆KICK ZERO 05」、2022年は大盛況を繰り返したDEEP☆KICK興行なだけに期待も集まる。若手育成を主としているZERO大会なだけに2023年を暴れまわる選手の登場にも期待してほしい。
〈対戦カード〉
▼DEEP☆KICK-60kg挑戦者決定トーナメント準決勝 3分3R 延長1R
大前洸貴(INFINITY KICK BOXING GYM)
上野コウキ(直心会)
▼DEEP☆KICK-60kg挑戦者決定トーナメント準決勝 3分3R 延長1R
岩郷泰成(EXARES)
ライヤマン(ナックルズGYM)
▼DEEP☆KICK-59kg契約 3分3R
岩KING(NJKF心将塾)
健真(BLACK☆Jr)
▼DEEP☆KICK-52kg契約 3分3R
Hotaru(Continue)
ボーちゃん(MFC MUAY THAI FIGHTER CLUB)
▼DEEP☆KICK-68kg契約 3分3R
杉山卓(TeamFIST)
田邉雅弥(Blaze)
▼DEEP☆KICK-60kg契約 3分3R
内本築(NJKFteamBonds)
瑠稀士(R.S-GYM)
◎DEEP☆KICK ZERO 05
2023年1月29日(日)
豊中市・176BOX
OPEN 15:00 / START 15:15
〈会場アクセス〉
〒561-0831
大阪府豊中市庄内東町5丁目7-25
電話:06-7898-0888
〈チケット〉
VIP席 ¥15,000
S席 -完売-
A席 -完売-
スタンディング ¥5,000
※当日券は¥1,000UP
〈チケット販売〉
DEEP☆KICK実行委員会(TEL 06-6754-8588)
または出場選手および所属ジム
〈問い合わせ〉
DEEP☆KICK実行委員会(TEL 06-6754-8588)
https://www.deep-kick.com
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