12月10日(日)泉大津市・テクスピア大阪で行われる『DEEP☆KICK 68』の追加カードとしてDEEP☆KICK-53kg第5第王者を懸けたDEEP☆KICK-53kg王座決定トーナメントの開催が決定、他全カード及び試合順も発表された。
まずはDEEP☆KICK-53kg第4代王者の長谷川海翔(誠剛館)が返還したベルトを懸けたDEEP☆KICK-53kg王座決定トーナメントの開催、出場が決定したのは同級1位の上村雄音(BKジム) vs 同級5位の中田史斗(究道会館)、
K-1ファイターの松本陸(TAD) vs 同級2位のKING剛(ROYAL KINGS)の4名が発表された。
まずは上村、サウスポースタイルから独特なリズムで攻め込むファイターでプロ戦績は7戦5勝2敗、今年3月までは負けなしを誇っていた。昨年12月より始まった当時王者の長谷川海翔への挑戦権を懸けたトーナメントに出場、準決勝では山川敏弘(Maynish KICKBOXING)、決勝では逆ブロックにも出場しているKING剛から共に判定勝利を収めトーナメントを制し挑戦権を獲得、6月に長谷川へタイトルマッチを挑むも2RTKO負けを喫しプロ初敗北を喫してしまう。7月には「KING OF SOUL:vol.6」でMA日本バンタム級王座決定戦をJIN(楠誠会館)と競うも判定負け、ベルト奪取1歩手前までいくも無念の2連敗となった。しかしベルト目前まで辿り着くことが示す通り実力は折り紙付き、3度目のベルト挑戦を次こそは成し遂げることは出来るのか。
対するは中田、プロ戦績5戦4勝1敗3KOを誇りKO率の高いアグレッシブなファイトスタイルが魅力的なファイター。8月「DEEP☆KICK ZERO 09」にて開催されたDEEP☆KICK-53kg フレッシュマン1DAYトーナメントに出場すると準決勝では優勝候補とされていた山田貴紀(山口道場)を相手に1R15秒という衝撃KO勝利を飾ると、決勝では山﨑天輔(バリエンテ)を相手にこちらも右フック・右ストレートでダウンを奪っていき2RTKO勝利と2連続KOで今トーナメントの切符を掴んだ。その際、マイクで「練習仲間のKING剛に勝った上村選手とやりたい、そして決勝でKING剛と戦いたい」を放ったが見事第1歩が実現。昨年9月にデビューを飾り1月には負けを味わうも着々と勢いがついてきた中田、初のベルト挑戦もKOの連続で駆け上がることが出来るのか。
続くは松本、Krushを主戦場に威力のあるフックと速いコンビネーションを武器に攻め入るプロ戦績7戦4勝2敗1分1KOを誇るK-1ファイター。2020年のプロデビュー戦ではドローに終わるもそこからは4連勝を記録、意気揚々と2023年に挑むも1月「Krush.145」にて齊藤龍之介(ドージョー☆シャカリキ)相手に初敗北を喫すると、4月「Krush.148」では黒川瑛斗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と延長戦にもつれ込む激闘を披露、延長でも判定が割れるも無念の判定負け、屈辱の2連敗を味わう形となった。しかし突如舞い込んできたDEEP☆KICK参戦、そして王座決定トーナメントの出場、2023年は悔いが残る結果が続くも12月最後に初ベルト獲得への道が開けた。Krush以外の団体には初出場となる松本、まずは準決勝をしっかり勝ち取りに行く。
対するはKING剛、元KOSスーパーバンダム級王者・元MAバンダム級王者と2冠を達成しておりプロ戦績は30戦17勝11敗2分3KO、ハイプレッシャーマンと比喩されるほど後退せず前に前にと圧をかけながら打ち合うベテラン選手だ。昨年12月より始まった前DEEP☆KICK-53kg挑戦者決定トーナメントに出場すると、準決勝ではKAZUNORI(T-KIX GYM)を相手に2RTKO勝利、決勝に駒を進めるも前述の通り逆ブロックに出場している上村に判定負けを喫してしまう。だがKING剛は歩を止めない、6月「DEEP☆KICK 66」では竜輝(LEGENDGYM)を相手に圧巻の実力を見せつけ判定勝利、そして3度目となるトーナメントへの出場を決めた。今トーナメント出場者の中で最多の戦績・経歴を持つKING剛、圧倒的な経験を武器に3度目の正直を果たせるか。
以上4選手が出揃ったDEEP☆KICK-53kg挑戦者決定トーナメント。前トーナメント覇者であり同級1位の上村、1DAYトーナメント制覇で勢いに乗る中田、敗北を糧に初ベルト狙うK-1からの刺客・松本、最多の戦績・経歴を誇り3度目の挑戦となるKING剛、何より全選手がアグレッシブに打ち合う選手なだけに軽量級ながらも迫力ある試合が期待できるだろう。果たしてDEEP☆KICK-53kg第5代王者に輝くのは誰か、まずは準決勝のぶつかり合いに注目してほしい。
他にもDEEP☆KICK-57.5kg契約にて8月「DEEP☆KICK ZERO 08」にて対戦した際に偶発的ローブローで2R13秒までの判定となってしまった岩KING(NJKF心将塾)と翔太郎(猛志会)の再戦、
DEEP☆KICK-47.5kg契約にて2年ぶりの復帰戦を8月に飾った花田麻衣(GROUND CORE) vs プロ戦績7戦5勝2敗を誇るK-1ファイター・紗依茄(月心会チーム侍)の2試合も決定。
これにてプロ13試合、OPファイトとしてアマチュア戦も3試合が決定しこれで「DEEP☆KICK 68」全対戦カードが決定した。
タイトルマッチに王座決定戦と2つのベルトを懸けた戦いに2つのトーナメントの開催、他にもKING TSUBASA引退セレモニーにランキング戦や女子対決、K-1からも多数のファイターが参加と今回も注目すべきカード多数の「DEEP☆KICK 66」。年内最後となるDEEP☆KICK興行の激闘の連続に期待してほしい。
試合順は下記の通りとなる。
〈対戦カード〉
▼ダブルメインイベント2
DEEP☆KICK-57.5kgタイトルマッチ 3分3R
宮崎就斗(TARGET)
KING龍蔵(ROYAL KINGS)
▼ダブルメインイベント1
DEEP☆KICK-51kg王座決定トーナメント決勝 3分3R 延長1R
安尾瑠輝(K-1ジム心斎橋チームレパード)
KING陸斗(ROYAL KINGS)
▼ダブルセミファイナル2
DEEP☆KICK-53kg王座決定トーナメント準決勝 3分3R 延長1R
上村雄音(BKジム)
中田史斗(究道会館)
▼ダブルセミファイナル1
DEEP☆KICK-53kg王座決定トーナメント準決勝 3分3R 延長1R
松本陸(TAD)
KING剛(ROYAL KINGS)
▼引退セレモニー
KING TSUBASA(ROYAL KINGS)
▼第9試合 DEEP☆KICK-65kg挑戦者決定トーナメント準決勝 3分3R 延長1R
和田哲平(FFT)
絢太(teamMISAKI)
▼第8試合 DEEP☆KICK-65kg挑戦者決定トーナメント準決勝 3分3R 延長1R
竹市一樹(MA二刃会)
中澤友(ビンチェレあべの)
▼第7試合 DEEP☆KICK-63kg契約 3分3R
篤椰(NJKFteamBonds)
TETSU(月心会チーム侍)
▼第6試合 DEEP☆KICK-53kg契約 3分3R
長谷川英翔(誠剛館)
山田貴紀(山口道場)
▼第5試合 DEEP☆KICK-57.5kg契約 3分3R
岩KING(NJKF心将塾)
翔太郎(猛志会)
▼第4試合 DEEP☆KICK-47.5kg契約 2分3R
花田麻衣(GROUND CORE)
紗依茄(月心会チーム侍)
▼第3試合 DEEP☆KICK-55kg契約 3分3R
井上大和(NJKF TOKEN KICKBOXING GYM)
竹内龍馬(新宿レフティージム)
▼第2試合 DEEP☆KICK-55kg契約 3分3R
保井広輝(WARRIOR OSAKA)
嘉武士(NJKF健心塾)
▼第1試合 DEEP☆KICK-54kg契約 3分3R
武政空護(SMOKER GYM)
西村孝幸(ビンチェレあべの)
〈オープニングイベント〉
NEXT☆LEVEL提供試合
▼OP第3試合 -60kg契約 1分30秒2R
野村登生(月心会チーム侍)
西垣柊哉(パラエストラ森ノ宮)
▼OP第2試合 -70kg契約 1分30秒2R
山口陸(NJKF健心塾)
榎木友星(ビンチェレあべの)
▼OP第1試合 -24kg契約 1分30秒2R
中村京士郎(TEPPEN GYM 大阪)
辻柊羽(NJKF誠輪ジム)
DEEP☆KICK 68
2023年12月10日(日)
泉大津市・テクスピア大阪
OPEN 11:45 / START 12:00
〈会場アクセス〉
〒595-0025 大阪府泉大津市旭町22-45
〈チケット〉
VIP席(指定席) -完売-
S席(指定席) -完売-
1階A席(指定席) -完売-
2階A席(指定席) -完売-
スタンディング ¥5,000 ※残り僅か
※当日券は¥1,000UP
〈チケット販売〉
DEEP☆KICK実行委員会(TEL 06-6754-8588)
または出場選手および所属ジム
〈問い合わせ〉
DEEP☆KICK実行委員会(TEL 06-6754-8588)
https://www.deep-kick.com
0コメント