6月2日(日)泉大津市・テクスピア大阪で行われる『株式会社アドバンス presents DEEP☆KICK 70』の第1弾対戦カードとして、DEEP☆KICK-63kgタイトルマッチにDEEP☆KICK-60kg挑戦者決定トーナメント決勝の開催などが決定した。
まずは昨年9月にDEEP☆KICK-63kg第5代王者に輝いた足利也真登(FightClubRush.)の初防衛戦、2月より行われた挑戦者決定トーナメントを勝ち上がってきた古宮晴(昇龍會)が王座に挑む。
足利はプロ戦績40戦22勝17敗1分11KOを誇る大ベテラン、過去には初代S-1ミドル級王者の戴冠歴もありバチバチの打ち合いを好むド派手なファイター。DEEP☆KICKにも兼ねてより出場をしており2022年7月より始まった当時王者のKENTA (HAYATO GYM)への挑戦を懸けたトーナメントにて久方ぶりの出場を果たすと見事トーナメントを制覇、意気揚々と2022年12月にタイトルマッチに挑むも無念の敗北、ベルトまであと1歩で悔し涙を飲む。しかし足利は止まらない、昨年6月より始まった-65kg王座決定トーナメントに出場を果たすと準決勝では久保田有哉(TARGET)に判定勝利、そして昨年9月に決勝戦では竹内皇貴(チームドラゴン)と対戦。3Rにダウンを奪われるもそこから2度連続でダウンを奪取し見事逆転KO勝利をド派手に決め見事、-63kg王者に輝いた。その際のコメントでも「防衛戦は格闘技を始めた頃からの夢だった。防衛戦を得て本当の王者になりたい」とコメントしている。果たして、自身の夢の通り真の王者となることができるか。
対するは古宮、Krushを主戦場に戦うK-1ファイターでありプロ戦績10戦8勝(1KO)2敗、冷静沈着に相手を追い詰める確かな実力者。DEEP☆KICKには2月より行われた挑戦者決定トーナメントで初出場を果たすと準決勝では杉山遼平(TeamFIST)を相手に2RTKO勝利、確かなインパクトを残すと4月の決勝戦では古くからの仲間であり尊敬する先輩のTETSU(月心会チーム侍)とのK-1対決となる。試合は超激戦、互いのプライドを懸けた打ち合いとなると3R後半にTETSUをあわやダウン奪取かと思われるほどに追い詰め好印象を残し見事判定勝利、今回の挑戦権を獲得した。古宮は「決勝戦が王座決定戦、王者(足利)は正直相手にならない」と豪語しており確かな自信が見て取れる。安尾瑠輝(K-1ジム心斎橋チームレパード)に続きK-1ファイターがDEEP☆KICK王者奪取となるか。
両選手のファイトスタイルは真逆、荒々しくも前に前にとパンチで攻勢をかけていく足利に対し冷静に蹴りを活かしながら鋭くヒットを稼ぐ古宮。足利が王者としての意地を見せ古宮をマットに沈めるか、古宮がコメント通り圧倒して危なげなくベルトを奪取するのか。足利は38歳、古宮は20歳という18歳差のぶつかり合いとなるタイトルマッチを楽しみにし欲しい。
続くはDEEP☆KICK-60kg王者として2度の防衛に成功し長期政権を築きつつある大樹(HAWK GYM)への挑戦権を懸けたトーナメント決勝戦。3月・4月の準決勝を共に勝ち抜いてきた上野コウキ(直心会)とGUMP(TEAM TEPPEN)が激突する。両者は2020年7月「DEEP☆KICK 44」で対戦経験があり、その際は上野が判定勝利を収めている。
上野はプロ戦績17戦8勝8敗1分6KOを誇り、剛腕唸らせ様々な団体でKOを量産している倒し屋。DEEP☆KICKでは昨年1月より始まった前挑戦者決定トーナメントに出場するとこれを制覇、昨年6月には王者・大樹へのタイトルマッチに挑戦するも判定負け、悔し涙を飲んだ。しかしその後1月にはKAKUMEI 西日本統一ライト級王者に輝き、3月には今トーナメント出場権を獲得。健真(BLACK☆Jr)と対戦すると判定が割れる激戦となるも見事判定勝利を収め決勝戦に駒を進めた。本人は「パワーでは王者を含めてこの階級では1番、力では誰にも負けない」と語っており、事実そのパワーでKO・ダウンを量産している。王者・大樹へのリベンジに向けて今回もトーナメント制覇となるか。
対すはGUMP、プロ戦績は15戦11勝3敗1分を誇り高いテクニックを武器に試合を支配するDEEP☆KICK随一の試合巧者。昨年9月より階級を60kgに上げると杉本祥(TARGET SHIBUYA)相手に判定勝利を収め今トーナメント出場権を獲得した。準決勝では津留純平(FASCINATE FIGHT TEAM)と対戦、勢いのある津留に対してもGUMPは冷静、変わらずの試合巧者ぶりを披露し判定勝利、決勝進出を決めた。元は「濱田祐生」として出場していたが昨年9月に現在の「GUMP」に移籍に伴いリングネームを変更、そこからは4連勝と破竹の勢いを誇っている。来る決勝戦、自身初のベルト獲得に向けて4年越しのリベンジを達成することが出来るのか。
こちらも-63kgタイトルマッチに続きタイプの違うファイター同士、パワーを武器にKOを狙いに来る倒し屋・上野と、試合をコントロールし着実に勝利を奪うGUMPといった試合になるだろう。4年越しの再戦は挑戦者決定トーナメント決勝戦、上野が再び勝利を収め大樹へのリベンジに挑めるか、GUMPがリベンジ達成と初のベルト挑戦を手に入れるか、プライドを懸けた激突に期待してほしい。
他にはDEEP☆KICK-60kg契約にて、威力抜群のパンチを武器に過去にはDEEP☆KICKタイトルマッチの経験もある今回よりリングネームを過去使用してた名前に戻す同級8位の金剛駿(Reborn kickboxing gym) vs 昨年9月までは全勝を誇るもここ直近は2連敗と次の1勝を狙いたい、パンチスピードが魅力の和斗(NJKF大和ジム)。
DEEP☆KICK-53kg契約にて、DEEP☆KICKを主戦場にプロ4戦3勝1敗3KOと勝ちは全てKOを誇る期待の超新星・山田貴紀(山口道場) vs プロ戦績7戦4勝3敗を誇り2022年西日本プロキックボクシングバンタム級新人王にも輝いている岡山県からの刺客・綱島晴都(blooM/topUN)の2戦も決定。
早くも2024年5興行目となる『株式会社アドバンス presents DEEP☆KICK 70』、それでも絶好調を誇るDEEP☆KICKではすでにチケットは全席完売、当日券もなしとなっている。早くも注目が集まっている『株式会社アドバンス presents DEEP☆KICK 70』今回発表のカードはもちろん、追加カードにも是非期待してほしい。
〈対戦カード〉
▼DEEP☆KICK-63kgタイトルマッチ 3分3R
足利也真登(FightClubRush.)
古宮晴(昇龍會)
▼DEEP☆KICK-60kg挑戦者決定トーナメント決勝 3分3R 延長1R
上野コウキ(直心会)
GUMP(TEAM TEPPEN)
▼DEEP☆KICK-60kg契約 3分3R
金剛駿(Reborn kickboxing gym)
和斗(NJKF大和ジム)
▼DEEP☆KICK-53kg契約 3分3R
山田貴紀(山口道場)
綱島晴都(BLOOM)
株式会社アドバンス presents DEEP☆KICK 70
2024年6月2日(日)
泉大津市・テクスピア大阪
OPEN 12:30 / START 13:00
〈会場アクセス〉
〒595-0025 大阪府泉大津市旭町22-45
〈チケット〉
-全席完売-
※当日券の販売もございません
〈チケット販売〉
DEEP☆KICK実行委員会(TEL 06-6754-8588)
または出場選手および所属ジム
〈問い合わせ〉
DEEP☆KICK実行委員会(TEL 06-6754-8588)
https://www.deep-kick.com
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